top of page
オハ6211



このオハ6211は、昭和26年に苗穂工場で製作された鋼体化客車です。妻板には2段のリブがありますが、本来ならば、このリブは室内側にあるはずのものです。しかし、苗穂工場出場車に限って外部に取り付けられているのですが、なぜでしょう。製作時の図面の読み違い?まさか・・。製作のきっかけとなったのは、札幌鉄道模型クラブの忘年会のコンテストでした。テーマは幌内線の621・622レとして出品しました。早朝の一番列車として、621レが岩見沢5:22発、幾春別6:01着、その折り返し622レが幾春別6:21発でした。(参照:幌内線の客車列車)牽引機はD51、オハフ33+オハ62+オハ62という、身軽な3両編成の列車だったのです。
ベースは天賞堂(海龍)のプラ完成品です。購入して、永きにわたり退蔵しておりましたが、最近手を入れてやっと日の目を見ました。問題の妻のリブですが、どう表現しようかと思案しましたが、0,8の真鍮アングルを使用することにしました。しかし、ちょっと太めな感じになってしまいました。折り返し622レの後尾としたかったので、尾灯を取付けました。便所にLR41のボタン電池を仕込み、LEDで点灯可です。幌はエコーのホワイトメタルのパーツに交換してあります。その他手の入れた箇所は、大型蓄電池箱に交換、2重窓の表現など最小限なディテールアップにとどめております。ちなみに、オハ6211は蛍光灯、背刷りはモケット張でした。

bottom of page