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ホビーモデルのトラ25000を製作します。ご覧の様に他の無蓋車には無い、妙な形の妻板です。これは、簡易無蓋車として使用することを試みたための産物でした。長手方向にロープを掛け渡すための凹みがあります。このロープを括り付けるロープ掛が3か所にありましたが、後に撤去されました。作例も時代が下ってからの設定なので、この穴を埋め、取付けはしません。

さて、走り装置ですが左の写真のようにカトーの軸受を使用します。ブレーキ装置が一体で扱いが楽なのと、ディテールが豊かで愛用しております。スイング機能はスポイルされてしまいますが、このことに起因する脱線事故は殆どありません。

側面は一般の無蓋車と何の変りもありません。帯板でアオリ戸の補修を表現してみました。

側梁のフランジを表現する為、t0.2の帯板を接着しましました。後述しますが、矢印の部分にアオリ戸受けを取付ける穴明けをします。


このシリーズは安価で良いキットなのですが、アオリ戸受けが破損し易いのが玉にきず。そこで補強をすることにしました。まず、アオリ戸受けの裏側に糸鋸で溝を入れます。その溝に0.3の燐青銅線を接着。側板下部に穴あけをして、差し込み接着しました。手間が掛かりますが、これで簡単には破損しません。

いつものようにいきなり完成写真に飛びます。今回は積荷は無しです。
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