本サイトの文章・写真・画像・図表等は特記のない限り「貨車LABO」に帰属します。個人で利用する以外は、無断での転載は固く禁じます。Copyright (C) 2015-2019 貨車LABO All Rights Reserved.

貨車

LABO

​オハフ331012(緩急車化改造)

このオハフ331012は、昭和14年にスハ33747として落成、後にオハ3598に改番され、さらにその後、昭和40年に緩急車化改造を受け、オハフ331012となりました。当時は、荷物車を連結しない列車が増えたことや、客車列車の短編成化により緩急車が不足をきたすようになり、普通車から緩急車への改造が盛んに施工されたのでした。デッキ側一区画を間仕切り、手ブレーキや車掌弁等の車掌室としての設備を設けました。オハ35の緩急車化改造のことについては、ノーブルジョーカーのホームページに詳しく解説があります。 http://www.noble-joker.com/   昭和45年10月現在岩見沢区に配置され、昭和56年に廃車になるまで同区で運用されました

模型化にあたり、KATOのオハ35を種車にしました。車掌室の窓は未改造の車も多かったようですが、当該車は落とし込み窓に改造されていますので、実車と同様、車掌室になる客室窓の両側を埋めてあります。車掌室にはエコーのブレーキハンドルを取付けて、窓を開けた状態にしてみました。更に、車掌室の窓は構造上客室の窓より一段引っ込んでいるので、それも表現してみました。車掌室側の妻面も実車に倣い手を入れています。幌枠と幌吊、屋根に昇るステップの取付、繋ぎ箱、もちろん尾灯も取付けました。やはり、旧客はデッキドアを開け放っていなければなりませんので、面倒でしたが解放状態に改造してあります。

床下もそのままでは物足らないので、少々手を入れてみました。北海道仕様車の装備として、歯車式発電機、大型の蓄電池箱・・と言いたいところですが、本車は一般形の蓄電池でした。更に緩急車化改造車の特徴、ブレーキシリンダーから反対側の車掌室床下まで、延々と引き回されるブレーキロッドとチェーンです。

​ブレーキロッド+チェーン