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地域間急行車票 その1 (江別→沼川) S45年以降

地域間急行は、車扱い貨物の到着日の明確化を目的に43.10のダイヤ改正で生まれました。貨車はワム90000形式136854、積荷は配合飼料です。出発駅は江別、着駅は天北線沼川。荷送人は「雪種」とありますが、現在も盛業中の雪印種苗㈱です。

江別駅の札幌寄りの駅本屋側には、飼料のホッパーがあり、その側線にはホキ2200が留置されていたのを思い出します。現在は宅地となった踏切の北あたりに雪印種苗の飼料工場があったようで、この工場からの出荷だったのでしょうか。

地域間急行車票 その2 (岩沼→旭川) S43年以降?

掲の車票の斜め線と比べて緑が濃いし、線の幅も違います。こちらのほうが古い書式で緑の色が濃く、文字の認識がしにくいとの理由で、上の書式に変更になったようです。貨車はワム90000形式126790、積荷は石綿ボード。出発駅は岩沼。

荷送人は記入されておりませんが。岩沼には現在もこの建材工場があるようで、この工場から出荷されたのでしょう。しかし、フォークリフトの使えないワム90000に、重いボード類を手積、手おろしとは現在の感覚からいうと気の遠くなる作業です。

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