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戦後、新造冷蔵車のレ10000形式が誕生しましたが、昭和29年に車体構造はそのままで、走り装置が2段リンクとして誕生したのが、このレ12000形式です。保冷材が戦後の粗悪品から、良質の材料になり、ようやく保冷性能も向上しました。
写真は、アダチのキットを組み立てたものです。ハシゴの形状は思ったより複雑で、実写写真を参考にしてその特徴を再現しております。床下は一通りのパーツを取り付け、そこそこにディテールアップしました。
この模型は、平成8年に製作したもので、最近補修を兼ねてレストアしました。当時は屋根の色が黒だと思っていましたので、この機会に白に塗り替えました。まあ、往時の写真を見れば蒸機の煙に燻され殆ど真っ黒ですけどね。当時の冷蔵車は、扉の隙間から外気が流入するのを防ぐため、テープで目張りをしているのをよくみます。作例ではこれを再現し、クラフトテープを細切りにしたものを、貼ってみました。車票は「急送品車票」を付けてみました。
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