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スユニ60(附:編成例)

スユニ60は昭和29・30年に製作された鋼体化客車。中央に便所、洗面所を挟んで前が郵便室、後ろが荷物室を持つ郵便・荷物合造車です。台枠は魚腹台枠のUF219(301・302のみはUF220)です。道内の配置は、函館9輌、深川4輌、旭川4輌、池田4輌、帯広1輌、釧路2輌(昭和45年10月現在)となっており、各地に分散配置されておりました。
 

上砂川の保存車です。魚腹台枠のディテールですが、中梁は平板の上下両端に、アングルをリベット接合して、合成梁としている。

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魚腹梁を再現してみました。魚腹形にカットした真鍮板の下端に、2mmの帯板をハンダ付けし、その接合部にリベット付の帯板をハンダ付けして、アングルにみせました。横梁との接合部のガセットプレートのリベットも目立つので、頭を丸めた真鍮線を植え込みました。

当初、図面を描いてから製作に取り掛かろうとしたのですが、先に模型が完成してしまいました。

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昭和45年10月当時、道内のスユニ60を含む編成です。(ごく一部の例)

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