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 道外禁止の部屋  ト1
 

この無蓋車は昭和8年ころ、ト20000形式として誕生しました。軸距3,0mの可愛らしい無蓋車です。全鋼製であったため腐食がひどく、又アオリ戸が一枚もので重かった為、昭和27年に木体化工事が行なわれました。走り装置はオリジナルのシュー式のままでしたので、ヨンサントオでは道内封じ込めとなりました。

廃車時期ですが、
「国鉄客車・貨車ガイドブック」新版によると昭和50年度にたった1輌在籍していることになっておりますが、実際のところ、40年代中頃には事実上消滅しているのではないでしょうか。 模型はキットが発売されておらず,スクラッチとなりました。無蓋車だから作るのが簡単であろうと思われがちですがさにあらず、なかなかどうして面倒で,アオリ戸を0,8㎜板から切り出し、板目のスジ彫り、補強帯板(座金)の半田付とリベット打ち、そしてアオリ戸受けの取り付け等の結構密度の高い仕事でした。

下廻りは資料が見当たらず、ワ22000を参考しました。積荷は迷ったのですが、「国鉄客車・貨車ガイドブック」に敬意を表し石炭としました。走行性能は実物同様に短い軸距が災いしてか、余り良好ではなく時々脱線しますので、なるべく編成の後部に入れるようにしております。小粒な車輌ですが、手間の掛かっただけいとおしく気に入っている貨車のひとつです。